名古屋のパン屋+Cafe

"円頓寺商店街にある自家製天然酵母と国内産小麦のパン屋さん、芒種に行ってみました。”

芒種
  • 2019.9
丸の内駅から歩くと、初めは大通りやビルが並ぶオフィス街を抜け、そしてしばらく歩くと、こんどは堀川の辺りに来て、急に街の雰囲気が変わります。
名古屋の老舗和菓子屋さん「美濃忠」の本店があり、正面の橋を渡ると円頓寺商店街が見えてきます。この辺りは昭和より古い街道のような雰囲気を残していて、名古屋では珍しい古い町並みの地域です。
商店街に入ったすぐにある古い民家を改装した感じの小さなお店で、近くまでこないと気付きませんでした。
 
パンには余計なモノを入れない、そんな意味で、余計な物を置かない、という気持ちも伝わってくるシンプルでセンスのいいお店。ハード系のパンが多く、カンパーニュなどが、きれいに並べられています。こだわりのお店ではあるけど、パンはなんと100円のものまであって、商店街っぽい親しみやすさとあたたかさが感じられました!
「じゃがいものフォカッチャ」と「メロンパン」などを購入。食べてみても、やっぱりあたたかさを感じられる素朴でやさしい味です。じゃがいものフォカッチャは、少し温めて、オリーブオイルをつけて食べるたら、じゃがいもがホクホクしてとても美味しかった。
芒種
パンは100円~
芒種
カンパーニュなど種類も豊富

メロンパンも卵からこだわっているみたいで、素朴な味わい。表面のサクサクの部分が甘すぎず、自然な味わいでおいしい。そしてなんといってもカンパーニュは、種類が多くてどれにしようか迷ってしまいます。今回は、「アールグレイオレンジ」にしてみました。食べてみると、まずオレンジの風味が口の中にふわっと広がって、後からパン自体の小麦の甘さがゆっくり感じられます。何もつけずに食べても優しくおいしい。くせになるというか、食べ続けたくなる、そんなパン達でした。

サンドイッチやドリンクなどは置いてありませんが、パン自体の味が楽しめる素敵なお店です。

  • BREAD 芒種
  • 愛知県名古屋市西区那古野1-2-16
  • 地下鉄丸の内駅8番出口から歩いて5分ちょっと、国際センター駅から歩いて10分弱
  • 定休日:火・水曜日
芒種
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